溶接機の選び方 その2

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前回、被覆アーク溶接は初心者には難しいというお話をしましたが、もう少し深堀してみましょう。

まず、家庭用被覆アーク溶接機(以下、アーク溶接と言う)には交流式と直流インバーター式があり、どちらもよくホームセンター等で見かけます。

使って欲しいのは直流インバーター式です。しかも、100V専用ではなく入力100V/200Vで出力130~160Aの能力がある溶接機がおすすめです。

入力100V/200Vというのは、家庭用の100Vコンセントと200V専用コンセント両方で使える機種と言う事です。200Vに接続した方が安定して楽に溶接することができます。(100V専用でも出来ないわけでは無いですが、200Vと比べ難しいです)出力は数字が大きくなればなるほど力があるみたいな解釈で大丈夫です。(溶接は電流が高い方がやりやすいです)

※ブレーカーが落ちることがあります、契約アンペア数をお確かめ下さい。

ガリガリ
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一般家庭にはもともと200Vがきていますが、コンセント工事が必要な場合があります。

ということで、アーク溶接をこれから始めてみたいという方は入力100V/200Vで出力130~160Aクラスの溶接機を購入して頂ければ後悔する事は少ないと思います。

私自身も、一番最初は\7800のアーク溶接機を購入し失敗した経験があります。現在自宅では入力100V/200Vで出力160Aの溶接機(当時\56000)で、溶接棒は2.3mmを使用しストレスなく溶接を楽しんでおります。

ガリガリ
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今までに、自宅の手摺、門扉、作業台、etc.

友人宅の目隠し、物干し場の屋根、車庫、マフラーの修理等大活躍です。

アーク溶接機は持ち運びが楽で、ケーブルを伸ばせば本体から離れた場所の溶接が可能です。《一次側(コンセント側)を10M,2次側(溶接する所)を20~30M位ならほとんどの作業が出来ます。》

溶接を始めようとすると、溶接機、消耗品関係、保護具関係、資材関係、と結構出費がかさみます。

2万~3万差がある交流溶接機に手が行きがちですが、後々心が折れない為にも是非インバーター式溶接機を購入してもらいたいです。

ガリガリ
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あくまでも、私自身の経験からお話させて頂いています、DIY溶接は楽しんでやることが一番なので『絶対にコレ』というものはありません。スキルを上げながら、機種選定をするのも良いと思います。

それでは、皆さん溶接をもっと身近に!