溶接と聞いて何を思い浮かべますか?
ほとんどの方は棒を挟んでバチバチっとするヤツではないでしょうか。
はいそうです。それを買えば間違いないって
ダメ~
それは被覆アーク溶接と言われており。単純にアーク溶接、アーク、と言ったりもします。
鉄工所や工事現場等で見かけることが多く、やってみたいなぁと思っていませんか?
難しいです
えっ、それならどうしてみんな使っているの?
扱いやすいからです
矛盾してない?
仕事で使っている方は慣れている方が多いです。機材が比較的安く、取り回しが楽で、屋外の仕事には万能だからです。
ですが職人さんでもアーク溶接は難しいという方は結構います。
製作する物によって難易度は変わってきます
しかし経験が無く、ホームセンターで売っている低価格の溶接機を買ったりすると間違いなく心が折れますよ。
理由として、一発目のアークスタートがなれるまで時間がかかります。(棒が母材にくっついた経験ないですか?)次に、不慣れな溶接面(特に手で持つヤツ)で視界が悪いうえに溶接中に出る煙で何処を溶接しているのか分からなくなります。
くっついていると思っても実際には溶接出来ていないことがほとんどです。これ、非常に危険です。何かの拍子に切れたり取れたりしたらその部分は凶器にさえなりえます。
また、たまに軽装で溶接作業をしている方を見かけますが、これも危険です。スパッタと言われるものが飛び散って火傷します。保護具は必ず準備しましょう。
もちろん練習を積み重ねていけば上手になりますし、俺は(私は)アーク溶接がしたいんだ~という方は機材の選定を間違えなければ問題ないと思います。(情熱が正義!)
初心者の方におすすめは家庭用半自動溶接機と言われるもので、100Vコンセントで使用できます。Youtube等でよく見かけるあれです。
もちろんメリット、デメリットはありますがDIYで使用するのが前提ならこれ一択で大丈夫だと思います。しかし、種類が増えてきているので選定には注意したい所です。
それでは、皆さん溶接をもっと身近に!